建設×IT×他業種で経済の活性化!『ケンカツ』OEM提供開始のご報告と2つの新機能を追加した6M構想を発表

株式会社INJUS(本社:東京都港区、代表取締役:鹿山 瞬)は、建設現場の職人手配&マッチングサービス『ケンカツ』を建設業関係企業や組織へOEM提供していくことを発表しました。
また、建設業の「業務効率化」と「マッチング」に加え、新機能「営業支援」と「コミュニティ活性化」のアップデートを今月中に実装完了します。

◆建設業にとってオープンな開発体制◆
先日、ケンカツのバックシステムを他業種に横展開していく発表をしたばかりですが、ケンカツそのものを工事関係企業様へOEM提供していく事業を開始しました。「ケンカツ」という名前に関わらず、同様の機能を持つプライベートな会員システムとして、この4月から運用が実際に開始されます。
自社運営の「ケンカツ」をベースに建設業全体の課題解決を定義しつつ、「OEM」「API」「個別開発」を使い分け、建設事業者それぞれに最適なシステムを作り、最適な人に広めて頂ければ幸いです。

また、技術ベースでの連携を強化すべく、こういった情報を集約していくための特設サイトを開設致しました。
URL:http://kenkatsu.tech/oem/

他業種とのコラボレーションで建設マーケットが膨らんでいく、そのような未来を描いています。

◆営業支援とコミュニティ活性化◆
ケンカツ本体につきましても、既に実装済みの①業務効率化(Management)と②マッチング(Matching)に加え、③営業支援(Marketing)と④コミュニティ活性化(Membership)を機能ラインナップとして公開していきます。それぞれの頭文字と残り2つの「M」を加えた「6M」をケンカツが解決する建設業の課題として定義し、機能追加と改善を繰り返しながら、自社としても常に最適解を求めていきます。
二つの機能の詳細は下記となります。

□営業支援
受注者にも発注者にもなり得る工事会社からすると、働き手不足に焦点を当てているマッチング機能は、逆の見方をすれば新規営業先の獲得ツールとして活用が期待されます。特に一式工事を請け負うような場合、流通額は決して低い金額ではなくなります。
そこで、「常用」と区別して「請負」工事の選択&検索と法人の営業担当としてのご登録を可能にしていきます。サービス体系はマッチング同様、月額定額制を導入します。

一方、BtoBの場合、LINEとは異なるビジネスチャットツールやFAXとの連携が必要と考えています。まずは「公共建築工事見積標準書式(建築工事編)」に準拠した「見積依頼書」を管理システムから生成する機能を実装。必要書類のフォーマットは随時追加していき、webFAX送信機能(5月リリース予定)と併せて建設現場のペーパレス化をストレスなく実現していきます。

□コミュニティ活性化
システムでは解決出来ない実務面や物質的な商品をお持ちの企業様との接点を作り、LINEという即効性の高いアプリケーションをハブにして、工事案件以外の情報をご提供していければと考えています。
対象としている事業者様は工事会社に限らず、建材・建具・建機、作業着などの各メーカー、ホームセンターやECサイトなどの小売店、建設業とも密接に繋がり地場経済を支える信用金庫などの金融機関、その他、組合、地方行政、メディア、士業など、建設業を取り巻く企業や組織と積極的にアライアンスを組み、建設業全体の活性化に寄与していければ幸いです。

なお、これらアップデートは4月中を予定しており、LINE上のメニュー画像の変更&プッシュ通知にて実装完了とさせて頂きますので、ケンカツ公式LINEをお友達追加して頂ければ幸いです。
URL:https://line.me/R/ti/p/VSIUk8Map4

最後に、これまでゼロイチを育ててきた総合開発会社としてのINJUSから建設事業を切り離し、株式会社ケンカツを2019年8月に設立する予定です。